休息を取りつつセーフルームから外の状況を窺う孝達。
そんな時、”奴ら”に囲まれそうになっている少女を発見する。


・助けを求める親子を拒絶する一家
今回のキーである少女親子が逃げ込んだ先はある一軒家。
助けを求める親子を無視し、最後には少女の父親を刺殺してしまいます。
これ、一家側の事情も理解できるだけに辛いですね。
おそらく救助or事態の沈静化を待つ選択をして静かに引き篭もっていた時に
軒先で騒がれて玄関ブチ破るなんて言われたら…ねぇ…。
家族以外を受け入れる余裕も義理もないでしょうし。
少女も一緒に殺されなかっただけまだ理性が残っているなと思いました。
冷酷に判断すれば音の発生源を極力失くす結論になるでしょうからね。
まあ音に寄って来るってことを知らない可能性はありますけど。

・麗「私達まだ人間だってわかったのよ」
可愛い少女はなんとしても助ける、という風に感じちゃったんですが…。
冒頭の銃で応戦していた男は見殺しにしてますからね。
あいつのほうが余程戦力になりそうなのに…。
選り好みするのが人間らしいって言えば人間らしいですけどね。
好き嫌いで紫藤組と別れてますし孝達の行動基準がちょっとわかった（笑）。
こんな状況ではその考えも仕方ないですから理解できますけど、
それだけに麗の発したこの言葉は「自分達はまだまだ正常だ」と
自分に言い聞かせているように聞こえました。
あ、でも麗は男を見捨てたのを知らないのか…。
だったら普通に孝の優しさが嬉しかったと考えられるのかな。

・痴女軍団（笑）
今回見ていてこの言葉が真っ先に思い浮かびました～。
自宅と勘違いしている奴らばっかりで早く着替えろと言いたくなりますね。
毒島先輩は良いセリフ言ってるの服装のおかげですべてがギャグに見える。
「裸エプロンで何言ってるのあなた（笑）」ですよ。
鞠川先生に至っては全裸で歩き回っているという恐ろしさ。
理性を保っている孝と平野が立派過ぎて泣けてきますね（笑）。
胸揺れとアングルも無駄にこだわっているみたいでさすが。
荒木監督のインタビューでの言葉は嘘偽りがなかったみたいですね。

”たとえゾンビでいっぱいの世界でも乳尻太股を忘れるつもりはない”
”なるべく多くのカットでおっぱいを揺らし続けたい”
”現在、日々リアルなおっぱいの揺れを研究＆追求してる”
”スタッフも慣れてきて僕が何も言わなくてもどんどん揺らしています”
（インタビューより抜粋）

どうやって研究＆追及しているのか是非聞いてみたいですが
飛びぬけたこだわりには好感を持ちます（笑）。


そんなに内容があった回とは思いませんでしたが
ツッコミどころはたくさんあって楽しめました。
これまで孝と比べて甘～い汁をあんまり吸えていなかった平野が
たっぷりと美味しい思いをしてくれたのは良かったですね～。
孝のバイク、平野の銃撃、毒島先輩の剣術、鞠川先生の運転と
アクション面もなかなか良かったのではないでしょうか？

今回一番感じたのは女性陣が”痴女軍団”だったってことですけど（笑）。

次回は誰かの家に行くのかな？
服装が普通になっているのが残念だったり残念でなかったり…。