母親の一件で距離がグッと縮まった橘と薫。
タイミングよくクリスマスというビッグイベントが近づいています。

・元気に恋愛を楽しむ薫
元の薫に戻ったと言ってもいいかもしれません。
前回が少し弱っていた薫だったので余計に”らしさ”が目立ちました。
ハッキリした物言い、相手の心を見透かした行動、勢い余って先走り。
そのらしさが橘との絡みで存分に発揮されていて微笑ましかったです。
エレベーターを降りた後に自然に腕を組んだ姿がすごく良かった。
むしろ恋人関係になったことで今まで以上に小悪魔的で
エロさを感じさせてくれるキャラクターになった気がします。
特に橘の部屋での薫は”年上のお姉さん”のような雰囲気で
橘を終始攻めて弄んでいる感じで面白かった。

・ちょっと控えめな橘君
デート当日の待ち合わせでトラウマを思い出す橘。
森島はるか編にも出てきたので相当大きな伏線みたいですね。
なんか今後のヒロインでも必ず1回ずつ入ってきそうな感じです。
前回大活躍だった橘君ですが、今回は少し控えめ。
薫が元気一杯になってるので橘のほうはあまり目立たないようにして
彼の包容力をほのかに匂わせてるのかな～と思いました。
家に泊めることにしたり、同じベッドで寝ていても襲わなかったり（笑）。
薫が安心して寝てしまえるくらい信頼できる存在になってますしね～。
橘君も薫と同様に相手の嫌がることはしない人間のようです。

・告白シーン
話を切り出すのも告白するのも棚町薫。
今章は橘がどのようにして薫を受け止められるかが見所だったと思うので
実に今章らしい告白シーンだったと思います。
話を切り出した時の薫の唇が震えているのが印象的でした。
恋愛のことになると初々しい薫ですから心情を察するのは容易です（笑）。
それでも自分の想いをきちんと橘に伝えることができた薫は
やっぱりしっかり者だな～と思いましたね。
お互いに”好き”という気持ちをはっきりと口にしたのも良かったです。
「あいつは悪友」って頭ブンブンしてたくらいだから
悪友→恋人への区切りをはっきりさせておかないと
ごちゃごちゃして前に進まないような気がしますからね。
キスシーンは2章？の”初キス・ノーカウント”をネタにして
なにかやるのかな？と思ってましたけど何もなかったですね（笑）。
まあ、あのシーンではさすがに茶化すことはできなかったか…。
ホワイトクリスマスのキスシーンは映えます、いいシーン。

・ラストシーン？
なんかいきなり止め絵でしたね…。
森島先輩の時は数年後が描かれてましたけど
今回はそういったエピローグがなかったですね～。
これはゲーム版をやれ！ということなのか…。
たぶんアニメ放映が終わったらゲーム版をやると思います（笑）。


棚町薫編はすごく楽しめました。
幼馴染に近い要素有り、活発でしっかりしている性格。
まあこの時点でかなり好みだったんですけどね（笑）。
森島はるか編と比べても2人の内面描写がしっかりしていて
恋愛物語としても楽しめたのが大きかったです。


次回からは中多紗江編がスタート。
後輩設定のキャラみたいですので楽しみです。