受験シーズン真っ只中の3年生組。
梓は手作りバレンタインチョコのプレゼントを計画します。

・純ちゃんの出番が多かった～
純ちゃんは私的No.2キャラですので出番が多いのはうれしい。
あのマイペースで結構わがままだけど切り込み隊長的な所が好きですね～。
今回も様々な場面で”けしかけ役”を果たしてくれました。
なかなかチョコを渡せない梓を後押しする姿は良かった。
昼休みの廊下での「渡してこよっかな～」の場面は優しさに溢れてました。
”私、今から3年生の教室行くからあんたもついてきなよ”って感じの
自然と人を引っ張っていくことができるのが純の魅力なのかな～。
さすがは律っちゃんポジションに位置するキャラクターです。
2期が始まった時はここまで良キャラになるとは思いませんでした（笑）。
（たしかビジュアル的に地味だと思っていた気がする…）

・無事全員合格
3年生は全員無事に第一志望の大学に合格できたみたいです。
結局、受験で苦労するシーンはほとんど描写されませんでしたね。
けいおん!!は何かに苦労するシーンというもの自体がほとんどないので
これまで通りの展開という感じでした。
その分、学生時代の大イベントなのに盛り上がりはなかったですね。
そこをバッサリ切るところがけいおん!!らしいのかも。

・梓の心境
ここ数回は梓視点で語られることが多いですね。
今回も梓の心理描写に重点を置いて描かれていました。
普通の楽しいイベントであるチョコ作りから始まってますけど
近づく別れを意識させられてブルーな気分（風景が1話と真逆…）。
でも部室で軽音部の温かさを再認識して残りの時間を楽しむことを決意する。
楽しむためには皆が笑顔でなくちゃいけないから先輩達の合格を願う。
なんて物わかりがよくて優しい後輩なんだろう。
それだけこの5人の空間が大好きということでしょうね。


梓のいい子っぷりと成長を感じさせられた回でした。
3年生が卒業することを意識する度に落ち込んでいた梓が
唯達の合格を知って喜びで目を潤ませていたのが印象的でした。
先輩達との別れをキチンと受け止められたようですね～。

そんな梓を見ていると3年生組に対して負の感情が生まれてきます（笑）。
正直、今回は音楽室で勉強している3年生組を見た瞬間に若干冷めてしまいました…。
最近の3年生組の言動には私のゆるさ許容範囲を逸脱しつつあります。
主に残される梓に対する思いやりのなさに対してですけどね。
そのせいで今までなら笑っていたはずのシーンでイラっとくる時がある。
ちょっとこのままだと卒業式で全く感動しない気がする…。

個人的には少々雲行きが怪しくなってきた展開だと感じてますが、
キャラクターの表情や仕草は以前と変わらずに楽しめてます。
憂が笑顔で梓と純をチョコ作りに誘うシーンは怖かった。
憂の唯防衛システムが正常に働いた場面でしたね（笑）。
残り話数は少ないでしょうけど安易な終わらせ方は止めて欲しいな～。