特にこれといった捻りもなく終わりましたね。
中多紗江編に関してはこの”普通に終わった”ことが大成功だと思います。
普通の恋愛すら出来そうになかった子が普通の恋愛をしてるんですからね。
男性と話せるようになった、デートに誘えるようになった、その他色々。
最初の頃のモジモジ紗江を知っているからこんな終わり方でも輝きます。
橘教官じゃないですけど教え子の成長を見届けた気分でした（笑）。

最終章では教官から恋人へと変化する橘君も良かったな～。
クリスマスのトラウマ描写がまたあったりしましたけど
コンテストの舞台裏や告白のシーンではいい男に変身してた。
今回映画館へ誘ったのが橘からってのもいい演出。
教官プレイ以外ではたぶん初めて橘から紗江を誘いますよね？
彼の意気込みとトラウマ克服を感じられて一石二鳥。
今回の橘君は普通にかっこいい男だったよ。
ただ、中多紗江編は変態紳士度がちょっと低かったかな？（笑）

そして忘れてはいけないのがナレーション（笑）。
時折入る中田譲治さんの個性的なナレーションが
いいパンチになって足りない所を補ってくれてもいましたね～。
特に前回、今回のように変態紳士があまり現れなかった時は
ナレーションが平凡さを一瞬ぶっ壊してくれていたので
非常に良いナレーションの使い方だな～と思いました。
普通の恋愛物ならこのナレーションはいらないのでしょうけど
橘純一というS級の変態紳士を主人公とする”アマガミ”には
欠かせない要素だったんでしょうね。


3人目のヒロインとなる中多紗江編は非常に楽しめました。
平凡だけどキッチリとまとめて終わらせたって感じですね。
でもキャラと話がガッチリと合ってるから面白い。
どこかで見たような話でも味付けで新鮮さが出るってことですね。
キャラと話がぶっ飛んでるのもいいけどバランス感覚が大切だなと思いました。

さて、次回からは4人目のヒロイン登場です。
後輩1年生の七咲逢。
チョコチョコ出てきたのを見てるとクールなしっかり者という印象。
外見は若干みゃ～と見分けがつきにくい。
クールなしっかり者…。
個人的に1人最強キャラを知ってるのでそいつに敵うかな？（笑）
アマガミのキャラ人気を見ると上位のキャラみたいなので
ちょっと期待して見てみようと思います。