・絢辻詞
2クール続いてきたアマガミもついにラストのヒロイン。
大きな盛り上がりを期待したいところです。
絢辻さんといえばこれまで随所に登場した姿が印象的です。
そう、「橘をストーキングしてるんじゃね？」と思うほどに…。
橘のトラウマの元凶が絢辻さんか？とも予想してましたけど、
今回の話での2人を見る限りは別人のようですね。
絢辻さん絡みで気になったポイントは3つほど。

1.倉庫での少し落胆したような絢辻さんの「そう、なんとなく…」
彼女が橘に好意を寄せている感じは無かったのでそっちの落胆ではないはず。
優等生キャラにありがちな孤独感みたいなものがあるのかな？と思いました。
”しっかり者と評判の自分を周りは頼ってくるけどそれだけ”、みたいな。
考えてみると絢辻さんだけ親友という感じの友達がいないんですよね。
塚原（森島）、恵子（薫）、美也（中多・七咲）、香苗（梨穂子）。
1人の寂しさみたいなことも今編のテーマかもしれません。
（橘と梅原の会話でも一人身からの脱出がやたら出てましたしね）

2.帰り道で絢辻さんが姉と出会った時の冷たい反応
明らかに姉を邪魔者扱いにして連れ去っていきました。
どうも姉のことを快く思っていない様子。
普通は姉妹に嫌われてると感じてたら気楽に声をかけないはずなので
絢辻さんは表面上は仲良くして心では嫌ってるという感じでしょうか。
お姉さんはいい性格してるみたいなので他人の気持ちを考えないタイプ？
だとしたら実行委員をやるタイプの絢辻さんには嫌われそうですが…。

3.ラストの橘のネクタイを引っ張りながらの「見ちゃったんだ」
あー、怖い怖い、一気にホラーになった（笑）。
”優等生”の絢辻さんが水着姿のままで教室に探しに来る、
という時点で手帳が相当ヤバイ代物だというのがわかります。
と言ってもチラッと映った手帳の内容自体は日記のようなもの。
あそこまで豹変するほどダメージはないと思いますけどね。
別のページにヤバイことが書いてあったのかな？
橘の日々の行動が記されていたら面白かったんですけどね（笑）。
いや、待てよ、もしかしたらカマをかけているのかもしれない。
驚かせて見られた手帳の内容を吐かせる。
知られて問題ないなら「冗談よ、勝手に中を見てはダメよ♪」。
ヤバイならそのまま脅して口封じにかかる。
（優等生が教室で水着姿、相手は男、結果は明白）
こんな感じだったら絢辻さんが私的No.1キャラに躍り出ます（笑）。

・他ヒロイン
他ヒロイン達も皆さんチラっと登場してました。
今年の創立祭には参加する、と言った橘を見て喜ぶ梨穂子が可愛い。
2年前の橘のトラウマを知っている彼女だからできる笑顔です。
逆に薫は全く理解できていなかったのが印象的でした。
こういうのがあるから幼馴染とか過去の思い出持ちキャラは好きだな～。


これまで話数を重ねるごとに期待感が増していた絢辻詞編。
なにやら今後楽しいことになりそうな第一章の終わり方でした。
橘が絢辻さんの秘密を”知ってしまった”と考えるか
”共有できた”と考えるかで2人の行く末が変わりそうです。
絢辻さんの奴隷となるのか逆に奴隷にするのか。
はたまた2人で力をあわせて純愛コースなのか。
どれになってもそれなりに面白そうな気がする（笑）。
個人的には名塚ボイスの冷たいセリフが大好きなので
それが聞ければ既に満足感があったりします。
前から言ってるかもしれないですけど名塚さんには可愛いらしいキャラよりも
怖さを感じさせるようなキャラが似合うと思うんですよね～。
「○○○○…」とか言ってくれんかな（笑）。

あんな終わり方だったので来週がとても楽しみです。